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WE∸KS16622L1レストア&改修 (2018.10.5掲載)
WE-KS16622L1パワーアンプのレストア&改修を致しました。先ずはべろべろとアンプからダラシナク垂れているケーブルを外して、コネクター類の増設です。特にACコネクターは収まりが良く信頼性の高いコネクターを、側面パネルを加工してしっかりと取り付けです。その後、訳の分からない気持ち悪いパーツを交換です。だいたい何でWEのアンプに松下のコンデンサーを使うかね?!って事を思う訳ですが、これは私の所に持ち込まれるヴィンテージアンプの全てが、こんな感じな訳で、電気的に復帰すればそれでOKって作業をする所が殆どだって事の証です。そんな気持ちの悪いパーツはとっとと交換です。その際全てのパーツをチェックするのですが、コンデンサーは配線を外して容量と絶縁を検査します。そこで、流石WE仕様のスプラグブロックコンです。長寿命とわざわざ謳っているだけの事は有ります、製造後60年を経過しても全く問題無く当初の性能を維持しています。他純正のカップリングコン等検査して、不愉快なコンデンサーを由緒正しいコンデンサーに交換して動作確認です。抵抗類は全てOKなのでアンプの部品検査&交換は終了。そして一番大事な変更が入力回路です。このアンプ当然の事ながらプロ用なので入力はトランス受けの150Ωか600Ωのバランス-アンバランス入力です。もちろんこの状態では通常のハイインピーダンスアンバランス出力は受けられっません。そこでその出力に対応出来るように入力回路の変更は必須、入力ボリュームもそれに対応するように交換です。とそんなこんなでWE-KS16622L1の音そのままに、通常のオーディオシステムに入れて使える様にレストア&改修は終了。特別にSNに対して対策をしている訳では無いアンプ(マッキンMc240の片ch)ですが、ハイゲインながらも抜群のSNです、当店のD130系のシステムに入れても全くノイズを気にする事無く、グイグイと押し寄せる音楽を楽しむ事が出来ます。

*レストア&改修費用はアンプに因ります。