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JBL130A+375(HL90)+075用オリジナル製作ネットワーク(ペア) (2022.6.12掲載)
現在入手可能な最高音質の空芯コイルの規模では、超弩級3mm OFC線を巻いたコイルを使用し、WEの単線を配線に使用し使用部品も長年の使用経験からコストの事は一切考えずに最善の物のみを使用した特注製作のネットワークです。ご注文頂いたスピーカーシステムとしては、JBL130Aを低域にミッドレンジ375+HL90そして高域075のジャズを聴くには黄金の組み合わせです。設計主眼は130Aの中域の軽やかで澱みの無い質感表現力を活かし、音ボケしない低域としなやかで豊かな音質で奥行きと広がり在るダイナミックな表現力の在る生々しい音場感の再現です。超弩級空芯コイルの採用はその為には欠かせ無い素子となります。其れに組み合わされる375+HL90はジャズを鳴らすには最強となる中域ですが、375+HL90の本当の音を得るには磁気歪成分の排除は必須です。その元凶となる巻き線型アッテネーターを排除しトランス型のアッテネーターの採用が不可欠となります。075の高域にも同じ事が言える訳で、075本来の音を得る為に可能な限り汚されていない信号を入力する為に、コンデンサーのみに寄るローカットフィルターを兼ねたレベル調整方式となります。私の製作するネットワークは、ドライバーを中域に使用した3ウェイで在れば基本的に全てこの方式で製作しています。そして高域用のアッテネーターを使用しなくてもベストなバランスで3ウェイを構成する事が可能です。そして、質感の良い中域を持つウーファーを使用している場合は、位相特性に優れている6dB型の2ウェイネットワーク+ツィーター方式でのネットワークとなります。この方式で有れば、繋がりの違和感からの頻繁なレベル調整やクロス点の変更などから解放され、一度調整が済めば音楽のみに没入出来る音質を手にする事が出来ます。そして、使用コンデンサーの交換による音質変化にも敏感に反応するので、コンデンサー交換によるオーディオ的な楽しみもユーザーに残されているので、音楽もオーディオも末長く楽しめるネットワークでも有ります。

*ネットワークは全て特注による製作です、価格はご希望するクオリティーにより調整可能です。

参考価格¥280、000(税別、送料¥1,100)