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‘50〜60年代製造独グルンディッヒ社ベークダンパーアルニコ20cmフルレンジ(ペア)8Ω (2017.11.28掲載)
‘50年代後期か‘60年代の初期の製造と思われる、非常にコンディションの良い独グルンディッヒ社製ベークダンパー(プラスチックの様ですが)仕様の20cm(開口19cm)フルレンジ(ペア)です。アンプの出力端子は8Ωで良いでしょう。何と言ってもベーク(プラスチックの様ですが)ダンパーの瞬発力、歯切れの良さが魅力のフルレンジユニットで、ドイツのスピーカー特有の極薄のソフトなコーン紙が、しなやかな音楽表現力で透明度高く音楽を楽しませてくれます。グルンディッヒ社のこのユニットは、標準的なラジオ用スピーカーでは考えられない程コストを掛けていて、アルニコ磁気回路も高級なタイプですし、フレームはシーメンスクラングフィルムのモニターと同等のマグネシウム合金製が奢れらています。その為、片方はマグネシュウム特有の表面酸化により、塗装の傷みが見られますが、強度や音には全く影響していません。コーン紙は写真の通り極上の状態で、全くの無傷でエッジも完璧な状態です。

もともとユニット単品(同じ物のダブル使用は無いという意味)でのモノラル使用なので、多少の個体差は免れません。音質的には二本のユニット差は聴感上感じられませんが、ボイスコイルの直流抵抗値は4.8Ωと6.7Ωです。

価格¥65.000(税別、送料¥1.080)