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1619パラプッシュモノラルパワーアンプ(ステレオペア) (2021.1.29掲載)
古い真空管マニアの間では、ウエスタンの流れを汲む球(安斉勝太郎氏製作発表)として音が良い球として、評価の高い直熱型ビーム管1619をパラプッシュにて製作したアンプです。私も非常に好きな球の1つで、過去に何台も製作して評価を裏切らない好結果得ていて、その素っ気ない姿からは想像出来ない熱く力感の有る音楽表現の高い音を聴かせてくれます。音質上と1619の素っ気ない姿をカバーする事も考え、使い勝手は悪いのですが整流管にはシットリ滑らかな音を聴かせてくれる水銀整流管の866Aを使用し、全体の素っけなさをカバーしています。製作に当たっての使用パーツはいつも通りの、米国や英国の新品ヴィンテージパーツを吟味し、ウエスタンの単線配線材を米国KESTER社のヴィンテージハンダを使用して配線しています。使う小物部品やパーツは、全て音質上優れていて長期の使用に耐える物を検査選別して使用しアンプを製作しています。尚、使用している1619管は非常に珍しいフランスネオトロン社製の太管を使用しています。

*注文により製作

価格¥730,000(税別、送料¥2,500)