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レストア&モディファイ米ヒースキット社W−5Mモノラルパワーアンプ (2016.5.29掲載)
米ヒースキット社のW−5Mモノラルパワーアンプのレストア&改造です。出力管はKT66か6L6GCのプッシュプルですが、このアンプも当時の真空管の入手が安易な時代の設計のアンプですから、受け狙いの出力重視設計。当然最大定格目一杯と言うかオーバーしていても「この程度なら許してね」という設計になっています。整流管の入力コンデンサーの値も、規格度外視の大容量ですから長くは持ちません。そういう問題点を改めて、電源回路と出力管回路を長期安定性と実用出力での音質を最大に重視して、設計を改めています。もちろんキットアンプなので配線からやり直してパーツも音質最優先(米国製ヴィンテージパーツで)で吟味して変更しています。そんな生まれ変わったヒースキットW−5Mは、D130のシステムから近代の低能率のシステムまで、真空管アンプらしいダイナミックでありながら長時間音楽を楽しめるアンプに仕上がっています。もしお持ちのヒースキットアンプが「そろそろレストア時期かな?」「調子は悪くはないがもう少しこの音どうにかならんかな?」と思ったら、当店でのレストア&モディファイをご検討下さい。

*W-5Mアンプの販売では有りません。

レストア&モディファイ費用¥100,000(モノラル一台分、税別、送料¥1,080)