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ALTEC440A ‘55頃製造モノラルプリアンプ修理 (2019.7.12掲載)
1955年頃製造のアルテック440Aモノラルプリアンプを修理致しました。症状はノイズです。検査の結果はコンデンサー類の劣化が原因で、電源部(B回路とヒーター回路)のケミコンとカップリングが一ケ所、他抵抗類等は以上無く正常に復帰致しました。今回は電源部のアルミブロックコンデンサー(当時からのオリジナル搭載コンデンサー!)の1セクションが絶縁不良で、その個所は場所を作ってチューブラーに置き換え、他のセクションは絶縁良好で更にリップル低減の為に追加のチューブラーコンデンサーで対処しました。次回またノイズが増える場合は、このアルミブロックコンデンサーがいよいよダメと言う事になると思われるので、その時はアルミブロックコンデンサーを入れ替えとなります。

価格は症状や対処により変動しますので、個別にお答えいたします。