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アルテック1567Aミキサーアンプー修理&モディファイ (2019.9.10掲載)
アルテックの1567Aの新規の修理&モディファイを承りました。モディファイ内容は、600Ωバランスライン2系統の入力レベル調整と、修理はマスターボリュームの交換です。1567Aの本来の回路はマイク入力アンプ用に出来ていますので、入力トランスは4722型がプラグイン出来る様に、入力USソケットの内部の配線は出来ていますが、それでは通常のハイインピーダンスオーディオラインと600Ω(15356型トランス使用)では信号が通りません。しかも過大入力で初段12AX7は受けられず、繋がるラインは必ず出力ボリューム付きで調整する必要が有ります。そこで、例え繋がるライン側に出力ボリュームが無くても過大入力にならない様に、1567Aの12AX7に入力される前に、十分に信号レベルを低くする必要が生じます。で、その入力レベル(固定式)の調整を、600Ω入力2系統で施しました。そして、マスターボリュームにガリが出ているとの事で、ボリューム交換の御依頼です。使用ボリュームは、当然の事ながら米国製の物を使うのですが、現在これが中々入手難。でも当店では何とか探し出して、その時入手可能なクラロスタットかアーレンブラッドレイの新品ボリュームにて、常に修理を致します。

価格は修理&モディファイ内容にて異なりますので、ご遠慮無くご相談下さい。